いつものようにバァちゃんがネェちゃんの部屋のドアを開けてくれた
なんだ、ネェちゃんまだ寝ているの?
おきなよ、ボクもバァちゃんも起きているよ。
ボクはネェちゃんの布団を引っ張って剥がそうとしたんだ。
ネェちゃんは、うるさい、もう少し寝かせてよ。
布団を取るな!!と、言ってボクを追い払うのさ
まったく面白くない。
ベッド廻りをガリガリしても起きてこない
見るとクローゼットのドアが開いている
しめしめ、何か面白そうなものがあるだろう。
あったぁヽ(^o^)丿
そぅっと引きずったつもりでも大きな音がした。
ボクの戦利品。くわえてリビングに駆け込んだら
ネェちゃんが気が付いたらしくて追いかけてきた
早く放しなさい!!この前買った新しい靴じゃない。
まったく、油断も隙もないんだからと言いながらボクを追い掛け回す
これが面白いんだ。ボクはくわえたまま得意に走り回っている
でも、ボクの大好きなビスケットを見せられて口から放してしまった。
ネェちゃんが悪いんだよ。早く起きてボクと遊んでくれないから(ーー;)
ねェちゃんはこの靴はボクの散歩に履いていくために買ったんだって
無印でバーゲンになっていた靴。ぺったんこなのでこれから太郎の
散歩にちょうどいいからと言っていた。
びっけっとはね、ボクが大好きなんだ。
あっ、もちろん、ねぇちゃんにもあげるよ。
だって、これは人間ようだもの。
あっさりとして美味しいんだってさ。
うん、ボクも大好きだよ(^^)v
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